GビズIDの取得方法を解説|法人・個人事業主の申請手順と必要書類

「補助金を申請しようとしたら、GビズIDが必要だと分かった」
「取得したいけれど、何を準備すればよいのか、オンラインと郵送のどちらで申請すればよいのか分からない」
GビズIDは、補助金の電子申請や社会保険関係の手続き、建設業許可など、さまざまな行政サービスに共通のIDでログインできる、事業者向けの認証システムです。ただし、アカウントには複数の種類があり、取得方法や必要書類、利用できるサービスが異なるため、初めての方は迷いやすいでしょう。
本記事では、法人・個人事業主それぞれのGビズIDの取得方法を、オンライン申請と書類郵送申請の手順に分けて解説します。あわせて、従業員向けのGビズIDメンバーの発行方法、取得後の使い方、よくあるトラブルの対処法も紹介します。
※本記事は2026年10月20日時点で確認した公式情報をもとに作成しています。申請画面や手続きは変更される可能性があるため、申請の際はGビズID公式サイトの最新情報もご確認ください。
1.GビズIDとは?|取得すると何ができる?
GビズIDの基本的な仕組み
GビズIDとは、デジタル庁が提供する、事業者向けの共通認証システムです。
1つのアカウントで、対応する複数の行政サービスにログインし、申請や届出を電子で進められます。サービスごとにアカウントを作ったり、本人確認の書類を出し直したりする手間が省けます。
ただし、GビズIDは手続きそのものを行うシステムではなく、行政サービスにログインするための認証手段です。たとえば補助金の場合、GビズIDを取得しただけでは申請は完了しません。実際の申請は、その補助金を扱うサービス上で行います。
GビズIDを利用できる主な行政サービス|補助金、行政手続き
GビズIDに対応している行政サービスには、次のようなものがあります。
| 主な利用場面 | 行政サービスの例 |
|---|---|
| 補助金の電子申請 | Jグランツ |
| 社会保険関係の電子申請 | 資格取得届や算定基礎届等の社会保険(健康保険・厚生年金保険)手続き |
| その他の行政手続き | e-Gov、自治体の行政手続き |
上記は代表例です。
補助金によってはGビズIDの取得が必須の場合もあります。
最近では、「こども性暴力防止法」への申請のために取得を進めている方も多いと聞いています。
GビズIDの取得に費用はかかる?
GビズIDのアカウント作成自体に、利用料はかかりません。
ただし、書類郵送申請を行う場合は、印鑑証明書などの取得費用や郵送費が必要になります。
オンライン申請と書類郵送申請との違いは、「3章」で詳しく解説します。
2.GビズIDの種類と選び方
GビズIDには、「プライム」「メンバー」「エントリー」の3種類があります。
それぞれ利用する人や取得方法が異なるため、最初に違いを押さえておきましょう。
GビズIDプライムとは?
GビズIDプライムは、法人代表者や個人事業主が取得するアカウントです。
審査を経て発行され、対応する行政サービスを幅広く利用できます。また、従業員向けのGビズIDメンバーを発行・管理する際の基盤となります。
例えば、個人事業主が補助金を申請するためにGビズIDを取得する場合や、法人代表者が会社の行政手続きを進める場合は、まずGビズIDプライムを検討します。
GビズIDメンバーとは?
GビズIDメンバーは、法人や個人事業主の従業員などが業務で利用するためのアカウントです。
GビズIDプライム、または管理者権限を持つGビズIDメンバーが発行手続きを行います。
メンバーは、プライム側で許可された行政サービスを利用できます。そのため、メンバーアカウントを発行しただけでは、すべての行政サービスを利用できるわけではありません。
また、メンバーは所属する組織の管理のもとで利用することが前提です。
GビズIDエントリーとは?
GビズIDエントリーは、審査を経ずにオンラインで発行できるアカウントです。
比較的簡単に作成できますが、利用できる行政サービスには制限があります。
どのアカウントを取得すればよい?
3種類の違いを表にまとめると、次のとおりです。
| 項目 | プライム | メンバー | エントリー |
|---|---|---|---|
| 主な利用者 | 法人代表者・個人事業主 | 従業員 | 利用条件に合う事業者・利用者 |
| 発行方法 | 審査を経て発行 | プライムまたは管理者が発行 | 審査なしでオンライン発行 |
| 利用できるサービス | 幅広く利用可能 | 許可されたサービスに限る | 対応サービスに限る |
| 従業員用アカウントの管理 | 可能 | 管理者権限がある場合は可能 | 原則としてメンバー管理の基盤にはならない |
| 有効期限 | あり | あり | なし |
※サービスごとの利用条件や権限は異なります。詳細はGビズID公式FAQで確認してください。
法人代表者や個人事業主が自分の事業のために取得する場合は、まずGビズIDプライムを検討するのが基本です。
従業員に手続きを担当してもらう場合は、プライムを取得した後、必要に応じてメンバーを発行する流れになります。
3.GビズIDプライムの取得方法は2種類
GビズIDプライムの取得方法には、オンライン申請と書類郵送申請があります。
どちらを選べるかは、事業者の区分やマイナンバーカードの保有状況などによって異なります。公式サイトの案内に従って、利用可能な申請方法を確認してください。
オンライン申請と書類郵送申請の違い
| 比較項目 | オンライン申請 | 書類郵送申請 |
|---|---|---|
| 主な必要書類・準備 | マイナンバーカード、スマートフォンなど | 申請書、印鑑証明書等、登録印など |
| インターネットでの操作 | 必要 | 必要 |
| 書類の郵送 | 原則不要 | 必要 |
| 発行までの期間 | 最短即日 | 書類到着後、最大1か月程度 |
| 向いている人 | 必要なカード・端末が揃っている人 | オンライン申請ができない人 (マイナンバーカードがないなど) |
オンライン申請は、必要な機器やマイナンバーカードが揃っていれば、短期間で取得できます。
一方、書類郵送申請は、必要書類を準備し、申請書を郵送して審査を受ける方法です。
なお、書類郵送申請の審査期間は、2026年7月9日以降、従来の最大2週間から最大1か月に変更されています。
申請の不備によって、さらに時間がかかる可能性もあります。補助金の公募締切などが迫っている場合は、取得に必要な期間を十分に考慮してください。
参考:GビズID公式FAQ「プライムの作成期間・申請方法の違い」
オンライン申請が向いている人
次の条件を満たしている場合は、オンライン申請を検討しましょう。
- 有効なマイナンバーカードを持っている
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンがある
- GビズIDアプリを利用できる
- 申請に必要な情報を入力できる環境がある
オンライン申請では、申請用のパソコンなどとスマートフォンを組み合わせて手続きを進めます。
スマートフォンだけで申請が完結する方式ではないため、申請に使う端末も準備してください。
書類郵送申請が向いている人
マイナンバーカードを持っていない場合や、オンライン申請を利用できない場合は、書類郵送申請を検討します。
必要書類や申請条件は事業者の区分などによって異なるため、書類郵送申請を選ぶ前に公式サイトの事前確認を行ってください。
4.GビズIDの取得前に準備するもの
申請を途中で中断しないためにも、必要なものを先に確認しておきましょう。
法人がオンライン申請する場合
法人代表者がオンライン申請を行う場合、主に次のものを準備します。
- 申請用のパソコンなど
- 申請者本人のマイナンバーカード
- マイナンバーカードを読み取れるスマートフォン
- GビズIDアプリをインストール
- 登録に使用するメールアドレス
- SMSを受信できる電話番号
- マイナンバーカードの暗証番号
マイナンバーカードは、有効期限や電子証明書の状態も確認しておきましょう。
個人事業主がオンライン申請する場合
個人事業主も、基本的にはパソコン、マイナンバーカードとスマートフォンを使って申請します。
準備するものは、法人の場合と同様です。
申請時には、氏名や住所などの登録情報を正確に入力する必要があります。マイナンバーカードに記載された情報と、申請画面に入力する情報が一致しているか確認しながら進めましょう。
法人が書類郵送申請する場合
法人の場合、主に次のものが必要です。
- 申請用のパソコンなど
- メールアドレス
- SMSを受信できるスマートフォンまたは携帯電話
- 申請書
- 法務局が発行する印鑑証明書
- 登録印
- 申請書を印刷できる環境
印鑑証明書は、公式の案内に従って取得してください。原則として、発行日から3か月以内の原本が必要です。
申請書への押印も必要になるため、登録印を準備しておきましょう。
個人事業主が書類郵送申請する場合
個人事業主の場合は、法人とは異なり、市区町村が発行する印鑑登録証明書を使用します。
主に次のものを準備します。
- 申請用のパソコンなど
- メールアドレス
- SMSを受信できるスマートフォンまたは携帯電話
- 申請書
- 市区町村が発行する印鑑登録証明書
- 登録した実印(申請書に押印)
- 申請書を印刷できる環境
こちらも印鑑登録証明書は、原則として発行日から3か月以内の原本が必要です。
また、申請フォームの「所在地」欄には、印鑑登録証明書に記載されている住所を入力する必要があります。事業所や事務所の住所が異なる場合は、所在地と連絡先住所を区別して入力してください。
参考:GビズID公式FAQ
5.GビズIDプライムをオンラインで取得する手順
ここからは、オンライン申請の流れを説明します。
画面のデザインやボタンの名称は変更される場合があります。実際の申請時には、表示されている案内に従って操作してください。
手順1.GビズID公式サイトにアクセスする
まず、GビズID公式サイトにアクセスします。
トップページにある「アカウント新規作成」などの案内から、アカウントの作成手続きを開始します。

申請を始めると、アカウントの種類や申請者の状況に関する確認が行われます。
法人代表者か個人事業主か、マイナンバーカードを持っているかなど、画面の質問に回答して進みましょう。
案内された申請方法を確認したうえで、オンライン申請に進みます。
手順2.申請に必要な情報を入力する
申請画面の案内に従って、登録する情報を入力します。
入力項目は申請者の区分などによって異なりますが、氏名、メールアドレス、住所、電話番号、法人情報や事業者情報などが関係します。
入力するときは、次の点に注意してください。
- 氏名や住所は、本人確認に用いる情報と整合しているか確認する
- メールアドレスは、普段から確認できるものを使用する
- 入力内容を送信前に見直す
特に、メールアドレスや電話番号を誤って登録すると、その後の認証や通知の確認で困る可能性があります。
申請を進める前に、入力内容を落ち着いて確認しましょう。

手順3.マイナンバーカードによる電子署名・アプリ認証
オンライン申請では、GビズIDアプリを利用して本人確認を行います。
おおむね次の流れで操作します。
- スマートフォンにGビズIDアプリをインストールする。
- 申請用のパソコンに表示されたQRコードを、GビズIDアプリで読み取る。
- 画面の案内に従ってマイナンバーカードを読み取る
- マイナンバーカード発行時に設定した暗証番号・パスワードが必要です。
- パソコンの申請画面に戻り、手続きを続ける。
- 画面に表示されたQRコードを、GビズIDアプリで読み取る。
- アプリに表示されたワンタイムパスワードを、操作画面に入力・送信しアプリ認証を完了する。
実際の操作は、公式サイトに表示される案内に従ってください。
スマートフォンのOSが古い場合、アプリをインストール・更新できないことがあります。2026年9月30日以降、Android版アプリの動作環境はAndroid 11以上となっています。事前に端末のOSを確認しておきましょう。
手順4.本人確認
申請情報で入力した電話番号のSMSにワンタイムパスワードが届き、画面に入力する。
以下は、GビズIDの公式サイトに掲載されている「個人事業主のオンライン申請」の説明動画です。
分かりやすく説明されていますので、本記事と合わせて申請にご活用ください。
6.GビズIDプライムを書類郵送で取得する手順
オンライン申請ができない場合などは、書類郵送申請を検討します。
書類郵送申請では、申請用のウェブ画面で必要事項を入力し、申請書を作成・印刷したうえで、必要書類と一緒に郵送します。
手順1.公式サイトから書類郵送申請を開始する
GビズID公式サイトにアクセスし、アカウント作成の案内に進みます。
申請者の状況などを確認し、書類郵送申請が案内された場合は、その手続きに進みましょう。

書類申請のトップ画面です。
画面の文章を見ると、政府としてはオンライン申請で進めて欲しそうですが、できないものは致し方ありません。
手順2.申請に必要な情報を入力する
画面の案内に従って、必要な情報を入力します。
法人の場合は、法人の名称や所在地、代表者に関する情報などを確認します。個人事業主の場合は、本人の氏名や住所などの情報を正確に入力してください。
特に、個人事業主の所在地欄については、印鑑登録証明書に記載されている住所を入力する必要があります。入力時には手元に印鑑登録証明書を用意しておきましょう。
事業所の住所と印鑑登録証明書の住所が異なる場合は、それぞれの入力欄の意味を確認して記載しましょう。
手順3.申請書を作成して印刷する
必要事項の入力が終わったら、申請書を作成して印刷します。
印刷する前に、記載内容をしっかり確認してください。印刷後の申請書は、手書きで修正して提出することができません。誤りに気づいた場合は、作成し直す必要があり面倒です。

郵送する前に、次の点を確認しましょう。
- 申請書の記載内容に誤りがないか
- 申請書に必要な押印がされているか
- 印鑑証明書または印鑑登録証明書の原本を用意しているか
- 証明書の発行日が所定の期間内か
- 申請書と証明書の記載内容が一致しているか
手順4.申請書と必要書類を郵送する
申請書と必要書類をそろえたら、公式サイトの案内に従って郵送します。
郵送先は、申請時に表示される最新の案内を確認してください。古い記事や書類に記載された住所をそのまま使わず、実際に申請する時点の案内に従うことが大切です。
また、郵送前に書類一式の控えを取っておくと、後日、内容を確認するときに役立ちます。
7.GビズIDメンバーの発行・登録方法
ここからは、従業員向けの「GビズIDメンバー」について説明します。
GビズIDメンバーは、従業員が独自にプライムと同じ申請を行って取得するものではありません。まず、法人代表者や個人事業主がGビズIDプライムを取得し、その後、必要に応じて発行します。
メンバーの発行は、GビズIDプライム、または管理者権限を持つGビズIDメンバーが行います。
手順1.GビズIDプライムでログインする
まず、GビズIDプライムのアカウントでGビズIDのマイページにログインします。
すでに管理者権限を持つメンバーがいる場合は、そのメンバーが発行手続きを行うこともできます。
手順2.メンバーを新規申請する
マイページ内の「GビズIDメンバー管理」メニューから、メンバーの新規申請に進みます。画面の案内に従って、メンバーとして登録する人のメールアドレスとSMS受信用の電話番号を入力し、登録します。
このとき、従業員が受信できるメールアドレスと電話番号を入力しているか確認してください。
手順3.従業員がメールを確認する
申請が行われると、メンバーとして登録する従業員に、アカウント情報の登録手続きに関するメールが届きます。
従業員はメールに記載されたURLを開き、画面の案内に従って登録を進めます。メールのURLには有効期限が設けられているため、届いたら早めに手続きを行ってください。
手順4.SMSのワンタイムパスワードを入力する
登録した電話番号にSMSでワンタイムパスワードが届いたら、案内された画面に入力します。
SMSを受信できない場合は、電話番号が正しく登録されているか、SMSの受信設定に問題がないかを確認しましょう。
手順5.アカウント情報を登録する
従業員は、画面の案内に従ってアカウント情報の登録を完了させます。
登録が完了すると、登録完了のお知らせがメールで届きます。
その後、IDやパスワードを使ってログインできる状態になります。
手順6.利用できる行政サービスを設定する
ここで忘れやすいのが、メンバーが利用できる行政サービスの設定です。
GビズIDメンバーを発行しただけでは、必要な行政サービスを利用できない場合があります。「プライム」または「管理者権限を持つメンバー」は、マイページのメンバー管理から、対象メンバーに利用を許可するサービスを設定してください。
設定が適切に行われているか確認したうえで、従業員が実際に目的の行政サービスへログインできることを確認しましょう。
すでにGビズIDエントリーを取得している場合
従業員がすでにGビズIDエントリーを取得している場合は、新規作成ではなく、既存のアカウントをGビズIDメンバーへ変更する方法もあります。
この場合も、プライムまたは管理者権限を持つメンバーが手続きを行い、対象者の確認やSMSによる認証などを進めます。
新規作成と既存アカウントの変更では画面の操作が異なるため、該当する手順を公式マニュアルで確認してください。
8.GビズIDの有効期限と更新方法
2026年7月9日から、GビズIDプライムとGビズIDメンバーに有効期限が設けられました。
有効期間は、原則としてアカウント発行日から2年3か月です。GビズIDエントリーには、この有効期限は設定されていません。
有効期限の確認方法
有効期限は、GビズIDマイページから確認できます。
登録したメールアドレスにも、有効期限が近づいたときなどに通知が届きます。有効期限が近づいたら、マイページの案内を確認し、余裕をもって更新手続きを進めましょう。
プライムの更新方法
GビズIDプライムの更新は、GビズIDマイページから行います。
基本的には、マイページの「有効期限の確認・更新」から手続きを開始し、画面の案内に従って本人確認などを進めます。オンラインでの更新ができない場合などは、画面に表示される案内に従って別の手続き方法を確認してください。
メンバーの更新方法
GビズIDメンバーの更新には、紐づくGビズIDプライム、または管理者権限を持つメンバーによる承認が必要です。
従業員本人が更新申請を行った後、管理者側で内容を確認し、承認する流れになります。
有効期限が切れるとどうなる?
有効期限が切れると、行政サービスへのログインやメンバーの作成など、一部の機能が利用できなくなります。
また、プライムの有効期限が切れると、そのプライムに紐づくメンバーにも制限が及びます。メンバー自身の有効期限が残っていても、利用に影響が出るため注意してください。
有効期限が切れた後も更新手続きを行うことはできますが、業務に支障を出さないためにも、期限前に更新することをおすすめします。
9.GビズID取得時・取得後によくあるトラブルと対処法
マイナンバーカードを読み取れない
オンライン申請中にマイナンバーカードを読み取れない場合は、まずスマートフォンがカードの読み取りに対応しているか確認してください。
また、スマートフォンのNFC機能やアプリの状態、カードをかざす位置なども確認しましょう。
カードの読み取りに何度も失敗する場合は、GビズIDの公式マニュアルに記載された操作方法を確認してください。
暗証番号が分からない・認証に失敗する
マイナンバーカードの暗証番号は、種類によって用途が異なります。
入力を求められている暗証番号がどれなのか、画面の案内を確認したうえで入力しましょう。
暗証番号が分からない場合やロックされた場合は、マイナンバーカードの公式案内などで再設定方法を確認してください。推測で入力を繰り返すことは避けましょう。
申請したのに発行通知が届かない
申請後に通知が届かない場合は、まず登録したメールアドレスが正しいか、迷惑メールフォルダに通知が入っていないかを確認します。
書類郵送申請の場合は、書類の到着や審査に時間がかかることもあります。
申請方法や状況を確認したうえで、公式FAQや問い合わせ窓口を利用しましょう。
書類に不備があった
書類郵送申請で不備があった場合は、GビズIDマイページや登録メールアドレスに届く通知を確認します。
通知には、不備内容や必要な対応が案内されます。案内された内容を確認し、必要に応じて申請をやり直してください。
2026年7月9日以降は、書類に不備があっても提出書類が返送されない取扱いとなっています。送付前に控えを残しておくことをおすすめします。
メンバーでログインできない
メンバーがログインできない場合は、次の点を確認してください。
- IDやパスワードが正しいか
- 二段階認証を正しく行っているか
- 利用したい行政サービスがメンバーに許可されているか
- アカウントの有効期限が切れていないか
特に、利用可能なサービスの設定漏れは、登録が完了しているのに目的のサービスを利用できない原因になります。管理者に確認してもらいましょう。
スマートフォンを機種変更したら認証できなくなった
GビズIDアプリによる認証を使用している場合、スマートフォンを変更すると、認証設定の変更が必要になることがあります。
新しい端末でアプリを起動するだけでは認証できない場合もあるため、公式の操作マニュアルを確認し、案内に従って認証設定を変更してください。
参考:GビズID公式FAQ
10.GビズIDの取得方法に関するよくある質問
GビズIDの取得に費用はかかりますか?
GビズIDのアカウント作成自体は無料です。ただし、書類郵送申請の場合は、印鑑証明書などの取得費用や郵送費が必要です。
GビズIDの取得には何日かかりますか?
オンライン申請では最短即日で発行される場合があります。
一方、書類郵送申請では、書類到着後、最大1か月かかると公式サイトで案内されています。申請内容や審査状況によって異なるため、利用予定の行政サービスの締切に余裕を持って準備しましょう。
マイナンバーカードがなくてもGビズIDを取得できますか?
GビズIDプライムでは、オンライン申請にマイナンバーカードが必要です。
オンライン申請ができない場合は、書類郵送申請が利用できます。実印が必要になるため、実印がない場合は作成を先に済ませておく必要があります。
個人事業主でもGビズIDを取得できますか?
はい。個人事業主もGビズIDプライムを取得できます。
オンライン申請または書類郵送申請など、利用可能な方法を公式サイトで確認して手続きを進めてください。
GビズIDを取得すれば、すべての行政サービスを利用できますか?
利用できるサービスは、アカウントの種類や行政サービスごとの要件によって異なります。
プライムは幅広い行政サービスに対応していますが、実際に行う手続きについては、各サービスの利用条件や必要書類を確認してください。メンバーやエントリーでは、利用できる範囲に制限があります。
必要なときに慌てて取らなくて済むよう、余裕があるときに手続きをしておくのも良いでしょう。
取得手続きで困ったときは、どこに問い合わせればよいですか?
まずはGビズID公式FAQや、公式のご利用ガイドを確認してください。
操作方法やアカウントの問題については、GビズID公式サイトの問い合わせ窓口も利用できます。
補助金申請や許認可など、GビズID取得後に進める行政手続きそのものについては、その制度を担当する行政機関や、必要に応じて行政書士などの専門家に相談する方法もあります。
11.まとめ|GビズIDを取得して行政手続きの準備を進めよう
GビズIDは、補助金申請や社会保険関係の手続き、各種許認可など、対応する行政サービスを利用するための共通認証システムです。
法人代表者や個人事業主が自分の事業のために利用する場合は、まずGビズIDプライムを取得しましょう。
取得方法にはオンライン申請と書類郵送申請があり、それぞれ必要な準備や発行までの期間が異なります。自分の状況に合った方法を選び、手続きを進めてください。また、必要に応じて従業員用に「GビズIDメンバー」を発行してください。
GビズIDをうまく活用すれば、補助金申請や行政手続きを円滑に行うことができます。必要なときに慌てて動かないよう、時間を見つけて取得を進められることをお勧めします。
GビズIDの取得や、その後の補助金申請・各種行政手続きでお困りの方へ
GビズIDの取得方法が分からない場合は、まず公式サイトの案内をご確認ください。
取得後の補助金申請や許認可など、手続きの進め方や必要書類の準備に不安がある場合は、専門家への相談もご検討ください。
